Tsutaya Juzaburo Publisher who Discovered Utamaro and Sharaku |
歌麿・写楽の仕掛け人 その名は 蔦屋重三郎 |
江戸の名プロデューサー「蔦重」が手がけた浮世絵や版本等の出版物、約250件を通じて、その仕事の全豹に迫ります! |
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蔦重の出版物にはしばしば本人の姿が登場し、店の広告塔的役割を担う、江戸の仕掛け人、蔦屋重三郎 |
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2010 11/3 プレス内覧会 |
「展覧会の構成」 ―本展覧会 「News Release」 より抜粋して掲載しています― |
18世紀後半、安永、天明、寛政期の江戸には、浮世絵の喜多川歌麿・東洲斎写楽、戯作の山東京伝、狂歌の大田南畝といった江戸文化を彩る花形スターが登場します。このスターたちの作品を巧みに売り出し、江戸文化の最先端を演出・創造したのが、版元の「蔦重」こと、蔦屋重三郎(1750-1797)でした。江戸吉原の人気ガイドブック
『吉原細見』 の独占出版、狂歌と浮世絵を合体させた豪華な狂歌絵本の刊行、当時の情勢を風刺した京伝らによる戯作の出版、歌麿の才能を存分に開花させた美人大首絵の発明、謎の絵師・写楽の”発見”など、次々と流行の最前線を作り出し、リードした人物です。 |
第一章 蔦重とは何者か?:江戸文化の名プロデューサー |
第二章 蔦重を生んだ<吉原> :江戸文化の発信地 |
第三章 美人画の革命児・歌麿:美人大首絵の誕生 |
第四章 写楽”発見”:江戸歌舞伎の世界 |
江戸文化略年譜 |
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1682 『好色一代男』 著:井原西鶴・読本 |
1806 喜多川歌麿没・浮世絵師 |
17世紀、江戸時代初期徳川統一政権のもとで平和がおとずれ、都市、商業の発展、経済的に繁栄してゆく中、厳格な身分制のもと武家層のみならず農民や町人等の庶民層までも過去や未来よりも、ただ当世風 「浮世」 を求めて、自由に解放され、生まれでた美術や文芸(浮世絵・歌舞伎・戯作)等は江戸の民衆に支持を得ていった。 |
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参考資料:Press Release、「その名は 蔦屋重三郎」カタログ他。 |
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